忍者武雷伝説

(メガドライブ/セガ/シミュレーション)



主演・千葉真一(嘘)


今回は忍者物ですよ、お客さん。忍者って隠れファン多いじゃないですか。ファンタジーの世界なのに無理矢理登場させたりなんかして。ウィザードリィとかファイナルファンタジーとか、あんなん邪道ですよ、邪道。やっぱ世界観は統一しましょうや。双方の美味しいとこ取りなんてせこいこと考えないでさー!

と、少し挑発的に始めてみたが、今回は和風SLGの忍者武雷伝説を紹介しよう。といっても知らない人の方が多いと思われるので多少説明を。といってもメガドライブで出ていたシミュレーションゲームという時点で聞いている人の大半は「はあ?」という感じで、ゲーム内容を伝える以前の話だったのだが、そーいう人達に(主にスーファミユーザー)もわかりやすいように、一言で(比較的わかりやすい)説明を心がけるようにしていたのだ。その一言とは、

これは和風ファイアーエンブレムです

・・・・・・なんか知っている人からも「はあ?」という顔をされそうだが、システム的には大体あんな感じです。ファイアーエンブレムっていったら未だに新作が出続けてる人気作でしょ? これでイメージしてくれたらどんなゲームかなんとなく輪郭が掴めそうじゃないですか。といっても当時からその説明でどれだけの人が理解してくれたか疑問ではあるのだが・・・・・・・。

ま、しかし。極論してしまえばこれはつまりセガ版ファイアーエンブレムなのだ(極論しすぎ)。なんて書くといかにもパクったと言わんばかりだが、無論セガはよりにもよって任天堂のゲームなんてパクってないぞっ、というかそんなに要領よくないぞ? はっきり言って内容的にはファイアーエンブレムに全然及ばないのである。どの辺が及ばないのかというと大ざっぱに挙げて以下の通り

面数が少ない

キャラクターに個性がない

ゲームバランスが悪い

作ったのがセガ

最後の項目に関しては異論のある方もいるだろうが、大体上記の通りである。ではゲームの紹介も兼ねつつ、上記の点を説明していこう。

まずこの忍者武雷伝説は面クリア型のSLGで、全10面である。ファイアーエンブレムの半分以下の面数で、各面ともさほど広いマップはなく、ちょっとやりこめばすぐにエンディングに到達してしまうのである。面数が多ければ、マップが広ければ一概に良いと言うわけではないにせよ、やはりボリューム不足の感は否めない。定価が確か8800円くらいするソフトだったので、発売日に買った人で最後までプレイした人にとってはやはりボリューム不足と感じたのではなかろうか。もっとも発売日に買った人達の半数かそれ以上は後述するゲームバランスに引っかかって途中で投げてしまったんじゃなかろうかと推測してみる。ちなみに新平自身は例によってワゴンセールで新品1980円程度で買ったので、割と満足していたような。今でも秋葉原とかでは普通に買えるメガドラソフトでありつつ、1000円でおそらくはおつりが来てしまう価格設定がされてたりします。作りすぎたのか余程売れなかったのか・・・・・・・・すいません、ちょっと脇にそれました。


本編とあまり関係ありませんすぐ忘れてしまうストーリー

まー面数は最初から決まってるからどうしようもない部分ではある。次にキャラクターについての説明といきましょう。と、その前にゲームのストーリーなんだけど、時は遡って450年程前(ゲーム発売が1991年)、幕府に力無く各地の大名小名が割拠する戦乱の時代に、邪鬼に取り憑かれて民を苦しめる信長を、忍者武雷が3人の仲間と共に倒しに行くといったもの。ちなみに前述した幕府とは足利幕府でも徳川幕府でもなく、信長ってのも織田信長じゃないのです。というか舞台が日本ともいえないようなよくわからない土地で、最初のステージが羽尾の国というどこだがよくわからない地名なのだ。と、ここまで書いていてよく考えるとこれもある種ファンタジーの世界だなと思ったり。ま、とにかく悪者である信長を倒しに主人公と3人の仲間は、4人しかいないのに風の軍団と自称して信長討伐の旅に出るのであった。

集めてくれるのはいいんだけど最初からその他大勢扱い

さて風の軍団だが、上記写真を見てもらえばわかる通り、1画面で3人まとめて紹介されてしまう哀れな連中である。槍の達人・弓の達人なんて言われてるけど敵も同じ能力だから(後述)ちっとも達人っぽくないし、主人公・武雷をはじめこいつらまったく喋らないのである。プレイヤーの想像に任せているのだと好意的に解釈できなくもないが、権平とか右近とかかなり適当な名前をつけられている時点でかなり萎えてしまうのが何とも・・・・・・・。

まあ百歩譲って権平右近はいいさ。所詮脇役である。脇役の細かい設定やバックグラウンドなど各プレイヤーが脳内補完(嫌な言葉だなあ)すればいいのだ。しかし主人公までそれをさせるのはいかがなものか。まずは下記写真をご覧あれ。


能力値比較・武雷
見た目与えるダメージまで一緒・・・・

見てもらえばわかるとおり、主人公武雷はなんと敵の忍者とまったく同じ能力(パラメータの種類少ないけど)なのである! なんだそりゃぁぁぁぁ・・・・・・・ただの色違いかー! ドラゴンクエスト1におけるスライムスライムベスにだって、ステータス(HP)の違いはあったというのに! 貴様それでも主人公か、と叫びたくなってしまう影の薄さなのである。余計な会話を排除したゲームだけに、きわめて無口な武雷が喋るのは敵に倒された時の「うわあぁぁぁ・・・・」という叫びのみ(全キャラ共通)である。ここまで個性のない主人公というのも、こういったストーリーを追っていくタイプのゲームとしては珍しい。

しかしそんな無口な風の軍団だが、先に進めば仲間が増えてくる。後から仲間に入るキャラクターに関しては、仲間に入るときだけセリフがあり、ご丁寧に皆持参金を持って風の軍団に参加してくれる。このゲーム、金は基本的に人から貰う以外の入手方法がない為、この持参金は非常に有り難いのだが、どうも物乞いしつつ先に進んでいる気がしなくもない。そして持参金を渡した仲間は以後一言も喋ることなく(戦闘時除く)、死ぬまで1ユニットとしてこき使われるのであった。


カモ1カモ2

そんな寡黙な風の軍団を操ってゲームを進めていくわけだけども、このゲームの一番の難関は前述したゲームバランスの悪さに尽きる。最初のマップで言えば、人数も職種もレベルもまったく同じなのでまるでドッペルゲンガーと戦ってるような状態なんだが、次の面以降は人数がこちらを上回り、レベルも同等かそれ以上で、能力についても武器とか買わないとほとんど変わりない状態。それだけならまだしも、何故かターン制限まであって指定ターン以内に目的を達しないといけないのである。これが辛い。例えばアイテムの入手が目的のマップで、いくら敵を必死こいて全滅させても指定ターン内にアイテムが入手できなければ時間切れでゲームオーバーなのである。マップによってはこれが、もう残り1ターンとかでぎりぎりクリアなんてのもあり得るわけで。まあこれに関しては逆に見れば、ちょうど制限ターン内でクリアできるバランスに調整してあるともいえるのだが、やはり少し敷居が高いような。

敵ターン ご丁寧にどうも・・・日数制限が辛いのです
この頃の権平はまだ頼りになったのに攻めてるけど普段は壁代わりの清長

そんな世知辛い世の中をなんとか生き抜いていくべく、利用できる物はことごとく利用する必要がある。ゲームに登場するキャラクターの職業は7種類あって、忍者・武士・騎馬武者・槍兵・弓兵・鉄砲兵・僧侶といるが、忍者武士に弱く槍兵に強い、などといった相性がある。まあじゃんけんの法則みたいなもんで小難しい事はないんだけど、実際にはマップの構成やこちらの面子的にそうそう、相性の良い組み合わせばかりでは戦えないのだ。特に道の狭いところで戦わないといけない時など、このジレンマに悶えること必定(大げさ)。もっとも、そうならないようにうまくゲームを運ぶのがクリアへの近道なのだが。では、簡単に各ステージのポイントを挙げてみよう。今更このゲームをプレイする人間がいるかどうか疑問ではありますが。

第一章羽尾の国

敵も味方も構成は一緒。なれどその中で武士だけはマップ右上の町の上で動かずに待ちかまえているので、こっちに向かってくる残りの奴らを個別に叩きましょう。足の速さ的に忍者と最初に遭遇するけど、敵は術(魔法みたいなもの)を使ってくるので、確実にこちらの体力は減るけどダメージの計算がしやすいから、忍者にやられることはあまりないと思われる。倒すときは右近(武士)で斬りつけて、武雷忍者か玄番(弓兵)でとどめを。育てにくさと次に対峙すると思われる槍兵に備えて、弓兵で忍者を倒し、武雷で槍兵を攻撃できると楽かも。ちなみに敵の弓兵の放つ矢を落とす(かわす)と経験値が結構入るので、ターン数に余裕があれば、わざと攻撃を受けて経験値を稼ぐのもいい。ただし、これは敵にも当てはまるので、こちらも玄番の矢が外れまくると敵のレベルがそれだけで上がってしまいかねない。気をつけよう。先行した三人を倒してしまえば、あとは残る武士を袋だたきである。ターン数の許す限り敵の攻撃を受けるなどして経験値を稼いでおこう。


撃った矢は落とされて・・・・草薙の剣なんて俗っぽい名前だね

第二章岩瀬の国

13ターン内に、捕らわれている僧侶を助け、その僧侶が持っている天明の鏡というアイテムを入手しないといけない。僧侶自身は普通に町の中に捕らわれているのでそこまで辿り着ければ救出はたやすいが、マップ開始直後の風の軍団は狭い路地に配置されていて、敵とも1対1の勝負になりがちである。北から忍者、南から槍兵が来るが、最初に武雷で槍兵を攻撃しておくと、次の敵ターンでその槍兵が武雷に突貫して自滅してくれるので楽。その場合、敵忍者の術に気をつけよう。右近玄番で倒せればベスト。敵の第一陣を倒した辺りで、画面中央の町近辺で第二ラウンド。北上してきた弓兵と武士との対戦だが、ここでは権平に頑張ってもらってとどめは右近玄番で。中央の町は武雷が入ると金600をくれるし、一番奥の町への訪問は、遠いので移動力のある武雷がやはり適任となる。武雷が奥の町を訪ねる間、敵の弓兵が生きていればわざと矢を撃たせて経験値を稼ごう。せこいようだがここで入る経験値は馬鹿にならないのである。ちなみに助けた僧侶雲海はマップクリア時に金600をくれる。


天明の鏡を持った僧・・・この方がその僧です

第三章安達の国

敵の全滅が目的だが、制限ターンが13ターンとまたエグいマップである。スタート地点に町があるが、この町の中にある家に雲海を連れて行くと、全財産と引き替えにまが玉というアイテムを譲ってくれる。雲海が使うと、味方全員の体力・術力を全快させるというアイテム。ただし使った雲海自身は死んでしまうのだが。とりあえず全財産と交換という話だが、特に金額の指定はないのでこの町で装備買ったり道場(金で経験値を上げてくれる)で使えるだけ使ってから、交換しよう。装備とレベルの上がった状態で、しかも町近辺で敵を個別に倒していけば比較的楽なのだが、そうするとターンが足りなくなってくる。奥の町近辺にいる鉄砲兵は攻めてこない為、こちらから倒しに行くしかなく、ずっと最初の町の近くで戦っていると辿り着けずにタイムオーバーになってしまう。ある程度メドがついたら鉄砲兵に向かって前進するようにしよう。この面をクリアすると、騎馬武者頼継が金1000持って仲間になる。もっと早く出てこいと言いたい。


全財産? ホントにいいの?まが玉 使うと・・・・・・

第四章置賜の国

城攻めである。目的は城内にいる大友(宗麟?)に会うこと。ターン数は20あるが、ほぼ一本道の通路上にレベル3の敵が12人(こちらの倍)いるのである。難易度が一気に上がったというところ。最初の橋を渡ったところにいる槍兵と鉄砲兵を早めに倒せれば、十字路を確保して比較的楽に敵と戦えるが、武士が7人もいてそれでも厳しい。権平が育っていれば大活躍できるはずだが、自分がやったときはうまくいかず右近を先頭に押し立てて、ほとんど一人で薙ぎ倒していった。おかげで右近のレベルが5になり、後々楽になった。(権平はレベル3)ちなみに敵を全滅させた後に、城門のところで「入る」コマンドを実行しないとクリアしたことにならないので、その分のターン数も計算に入れておこう。クリア後、鉄砲兵忠次が金3000を持参して仲間に加わる。


とても日本には・・・結構ぎりぎり

第五章刈田の国

15ターン以内に武雷をマップ一番奥の寺に連れて行って話を聞かなければならない。スタート地点のすぐ上に町があって、ここで装備を整えられるが川を挟んでいるためそう易々とは辿り着けない。ただしここに売っている手裏剣は武雷が最終面までお世話になる武器なので是が非でも買っておこう。序盤の騎馬武者や槍兵の攻撃を凌げればあとはつまることはないが、味方の成長次第である。権平がもうちょっと強ければ・・・・・・。ここも右近頼継の堅い奴らでごり押しでした。敵レベルはすべて4。この時点でウチの権平(レベル3)と玄番(レベル2)はほとんど役立たず。序盤から中盤にかけての敵を倒したら武雷一人で奥の寺に突っ込ませても大丈夫。手裏剣あれば苦手な武士系でもなんとか戦えるし、移動力を活かしてさっさと寺に入っちゃうもよし。ただしその場合はそこでマップクリアとなってしまうので、できる限り敵は全滅させましょう。僕がやったときはこの時点で武雷レベル6。右近はレベル7で大活躍。クリア後、僧侶の角房がなけなしの貯金2000と共に参加。


敵の弓兵はカモです目的地の寺

第六章黒川の国

16ターン以内にクリアアイテム金印を入手しなければならない。山が多く、大勢が通れないマップになっているが、スタート地点近くで待ちかまえていればどんどん敵が攻めてきてくれるので待ちかまえて1体ずつ討ち取っていけばいい。ちなみに金印はスタート地点の町に武雷をつれて行けばもらえるのだが、敵を全滅させたらという条件付きなのである。なのである程度敵を撃破させたら武雷はいつでも最初の町に入れるようにしておこう。このマップは比較的余裕があるはずなので、敵を倒さずにわざと攻撃を受けたり、僧侶で回復させまくってひたすら経験値を稼ごう。ちなみにマップ右上の町は入る必要のない町なのだが、入らないとそこに捕らえられている武士清長が仲間にならない。武雷で行く必要はないので、何人か敵の掃討も兼ねて向かわせよう。クリア後に清長が金2000持って合流。どこに隠し持っていたんだお前は。


町付近で敵を迎撃右近・レベル9に

第七章和賀の国

17ターン以内に敵全滅。またしても町の近辺でスタートなので、ダメージを受けてもすぐ回復できる強みはあるが、敵のレベルがすべて6でしかも平地が多いため、すぐに接してくるから序盤がなかなか大変なのである。なにせ武雷・右近・雲海・清長の4人しかレベル6以上の者がいない状態で、仲間になったばかりの清長より同レベルの敵武士の方が攻撃力・防御力共に上回っているのである。頼みの綱はレベル8の右近とレベル6だが術と手裏剣が使える武雷。あと辛うじて鉄砲兵の忠次が役に立つかどうか。とにかく序盤は敵の猛攻に耐えて確実に敵を一人ずつ倒して行くのが吉。敵の数が減ったらレベルの低いキャラの経験値稼ぎをさせましょう。尚、最初の町には茜さんなる、主人公の育ての親の実の娘(ややこしい)がいるが、次に会ったときにはもう誰だったか忘れている影の薄い人である。このマップのもう一つの町に行くと、彼女がさらわれてしまった事がわかるが、忘れていてもゲーム進行上まったく困らない。そんな薄情なプレイヤーの為に、茜さんは槍の達人兵部(と持参金3000)を残してくれたのでした。これで権平お役ご免である。


多分これが茜さんとやよい姫・・・・権平の与えたダメージ・2

第八章河辺の国

18ターン以内に敵全滅。最初の町に前回さらわれたと聞いた茜さんがいるのだが、なんか信長の魔力に蝕まれてもうすぐ魔物になってしまうんだそうな。しかも最後に武雷「お慕い申し上げておりました」なんて言われても、プレイヤー的には前のマップで降って湧いたキャラなんで、なんかプレイヤー置いてけぼりのストーリーが裏で進行していますか? って感じ。ほっといて先に進みたいところだが、マップはまたしても狭い道で敵を迎え撃つ展開に。これは戦闘する上では楽なんだけど、ターン数がネックとなっていてあまり堅実な戦い方をしているとターン数が足りなくなってしまうのである。しかも奥の町にいる騎馬武者は動かずに待ちかまえているのである。ここは速やかに敵を撃破して町に辿り着くようにしたいところ。ちなみにこの奥の町で鉄砲兵最強の武器が売っている。一応次のマップでも売っているのだが、ターン数の関係でまず購入できないのでここで是が非でも忠次を町に向かわせよう。というか、忠次育てましょう。後のマップで非常に役に立ってくれる。僕は育てないで(この時点でレベル6)後悔したが、このマップからでも十分間に合うので頑張ろう。クリアするとまたしても茜さんの置き土産にして最後の仲間、騎馬武者長時が貯金3500と共に参戦。風の軍団は有志達の基金より成り立っております。


唐突にそんなこと言われても・・・・忠次の銃は是が非でも買おう

第九章雄勝の国

20ターン以内にクリアアイテム草薙の剣を入手しなければならない。湖と山に挟まれていて大勢で通れない道があるが、ここで敵と遭遇すると泥沼に陥るのでスタート地点付近で敵を待ち構えてひたすら倒していこう。既に使えるキャラと使えないキャラがはっきりしている頃だろうが、待ち構えて少しずつ倒していく分にはレベルに多少のばらつきがあっても何とかなってしまう。敵をある程度片づけて道が開けたら最初の町に全軍で向かおう。次がラストステージなので、ここで金を一気に使ってしまうのだ。ちなみに一番奥の町に草薙の剣があるので武雷を向かわせるのを忘れずに。あと弓兵の最強武器も売っているので間に合うのであれば向かわせよう。ちなみにうちの玄番はここで最強武器を買い与えたものの、その後出番はなかったとさ(レベル6)。あ、あと権平も・・・・・・。武器を一通り買い与えてもし金が余っていたら武士系キャラに防具を買うか、道場でレベルを上げるかしてなるべく金を残さないように。ちなみに僕はレベルに注ぎ込みました。


玄番最強の弓がここで買えるのだが・・・え、そんなにあっさり?

第十章栗原の国

ついに最終面である。22ターン以内にやよい姫茜さんを助け出さなければならない。・・・・・・やよい姫って誰だ。おっといけない、第四章で会った大友の娘だった。しかし何で俺が・・・・・・しかも茜さんまたいつの間にか捕まってるしさ、やってらんないよ。といった低いテンションでスタートすると、味方がいきなり分断されている。城マップの左側にある倉に茜さんがいるので、部隊を二手に分けて進むことになるのだが、ここでは当初西の部隊にいる武雷を東の部隊に合流させた方が楽。何故なら東部隊には槍兵が攻めてくるから。武雷で槍兵を攻撃するときは手裏剣で攻撃させるとノーダメージで敵を攻撃できる。攻撃し終わった後は草薙の剣に持ち替えておけば敵のターンで反撃を食らった時も最大の攻撃力で反撃が可能。まあ槍兵ならいずれにせよ二撃で死ぬはずだけど。ただそうすると西部隊(頼継・権平・忠次・角房・清長)がいまいちパッとしない・・・・・・のは僕の育て方が原因なんだろうが、ここで忠次が最強武器持ってレベル7以上あれば無問題。奴一人で武士や騎馬武者とタイマン勝負させて討ち取っていくことが可能。もちろん角房に治療させつつですが。最終面に来て鉄砲兵の有り難みを実感することになった。で、東の部隊(長時・右近・兵部・玄番・雲海)なんだけど、こっちは玄番以外は皆、使えるので特に問題なし。多少時間かかってもいいので確実に敵を減らしていこう。突破できたら後を遮るのは武士と忍者1人ずつ、それとラスボスである信長のみ。信長も武士をちょっと偉そうに見せただけで、全然ラスボスの貫禄はないのでさくっと武雷で倒しましょう。なおクリア条件は信長打倒ではないので、その後城門の前で金印を使って、さらに次のターンで「入る」を実行しないとゲームクリアできない。従って信長を倒してなお2ターン必要になるという事になる。注意しよう。しかしこれでついにエンディング・・・・・・・。


忠次強いです信長弱いです

エンディングはこのゲームらしく、非常にシンプルで多くを語らずといったところ。結局世の中は平和になりましたとさ、めでたしめでたし・・・・・・・くらいのノリなので拍子抜けしてしまうかも。スーパーファミコンのファイアーエンブレムみたく、キャラクターの後日譚などは語ってくれないのである。しかし、これまでの長い道のりをくぐり抜けてきたプレイヤーの胸には何かこみ上げてくるものがある・・・・・・・と、いいですネ(他人事)。

この期に及んでも誰も喋らない何故敦盛・・・・・・
プロデューサーってとこですかタイトルでCボタンを30回+スタート




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